2015-01-01から1年間の記事一覧
ニコンが去る11月18日に『完成度をさらに高めた次世代プロフェッショナルモデル デジタル一眼レフカメラ「ニコン D5」を開発』というニュースレリーズを発表しました。内容は短いので、以下に全文を載せましょう。 株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都…
デジタルカメラの画像にはまだまだわからないことがたくさんあります。1つには、フォーマットと画素数の関係です。これはフィルムの時には、同じ乳剤なら大きな面積のほうが良いときわめて明快でした。ところがデジタルカメラでは、モニター上で細部を確認す…
ここ数年日本人の写真関係者が関係者が多く訪ねるパリの町ですが、去る11月8日〜13日までパリで開かれた、サロン・ド・ラ・フォト、パリフォト、フォトフィーバーを始め、さまざまな写真関係の催しを見てきました。このときのレポートが、本日12月18日付け…
かつてカメラ雑誌(写真雑誌)の編集をやっていたときに、カメラ雑誌の出版社は大きく分けると、新聞社系と民族系があると勝手に僕は分類していました。その民族系とはなあに?ということになるのですが、実は「アルス」という写真雑誌から、何らかの流れを…
先日、1910年代のアメリカ、ウォーレンサック社の「ベリート5インチF6.3」レンズを試用してみる機会があり、なかなかいい感じだったのでFacebookで簡単に撮影画像をアップしてみたところ、すこぶる皆さんの評判が良いのです。何がということですが、ベリート…
日本カメラ博物館では、9月15日から特別展「イギリスのカメラ展」を開催しています。イギリスのカメラというと、皆さんはどのような機種を想像されるでしょうか?。実はもうひとつ、イギリスは近代写真術の始まりとなった“ネガ-ポジ法”技術の発明の国なので…
マミヤ・デジタル・イメージング株式会社は2015年10月9日をもって、デンマークのPhase One A/Sの日本法人であるPhase One Japan株式会社との間に会社分割契約を結び、吸収分割されました。今回の吸収分割によりPhase One Japanは、マミヤ・デジタル・イメー…
かねてから噂の高かったニコン製品の博物館「ニコンミュージアム」が創立100年を前倒しして、品川にオープンすることが正式に発表されました。品川にはカメラ関係の企業・団体が近年集約してきていますが、先住の、キヤノンとソニーが写真展示会場を増強した…
リコーは、初代「GR DIGITAL」が2005年10月に発売されてから、「GR」デジタルシリーズの誕生して10年たったことを記念した数量限定モデルとして『GR II Premium Kit』を、2015年10月23日から、全世界1,200台の数量限定で発売すると10月1日に発表しました。 …
本レポートのフルレポートが京都MJのサーバーにアップされました。 詳しくは、そちらをご覧ください。 http://www.mediajoy.com/mjc/ichikawa/ichikawa_part36_1.html キヤノンから有効5,060万とフルサイズで最高画素数を誇る「EOS 5Ds」と「EOS 5DsR」が201…
ソニーから35mm判フルサイズ高画素タイプのミラーレス一眼として「ソニーα7R Mark II」が8月7日に発売されました。いままでのα7R(右写真の左側)は3,600万画素で、これも十分に高画素でしたが、「α7R Mark II」(右写真の右側)では4,240万画素とさらに画素…
超高画素センサーや超高画素センサー一眼レフと矢継ぎ早に技術発表しているキヤノンですが、実はその陰に隠れてインクジェットプリントの画像処理技術を9月8日に発表していました。写真関係のWebメディアではあまり紹介していないようですので、改めてここで…
キヤノンは、7日に試作発表したAPS-H サイズで2億5,000万画素CMOSの開発発表に引き続き、8日、新たに有効画素数約1.2億ピクセルのCMOS撮像素子を採用した一眼レフカメラEOSのプロトタイプを、次世代の8K映像用CINEMA EOS SYSTEM向けの「8Kカメラ」と「業務用…
キヤノンは、世界最高画素数である約2億5,000万画素(19,580×12,600 画素)のCMOS センサーを35mmAPS-H サイズ(約29.2×20.2mm)で開発しました。キヤノンはすでにこのセンサーを搭載したカメラを用いて、光学ズームと電子ズームを組み合わせて行い、撮影し…
佐野研二郎氏がデザインした2020東京オリンピックのエンブレムが、使用中止になりました。この過程で、さまざまな佐野氏のデザインワークがそのオリジナリティーをめぐって洗われましたが、その中の1つにカメラグランプリのロゴマーク(右に掲載)がありまし…
シグマdp0クアトロが2015年7月10日に発売されました。dpクアトロシリーズは、当初28mm相当画角のdp1クアトロ、45mm相当のdp2クアトロ、75mm相当のdp3クアトロの3機種が発表されていたのですが、2015年のCP+2015の直前に突然21mm相当のdp0クアトロが追加発表…
タムロンは、従来からのSPシリーズを刷新する、2本の単焦点レンズを開発し、9月28日から発売すると発表しました。新SPレンズは“SP35mmF1.8Di Vc USD(Model F012)”と“SP45mmF1.8Di Vc USD(Model F013)”です。この新シリーズレンズの特徴は、外観デザイン、機…
キヤノンは、独自開発の新光学素子「BR(Blue Spectram Refrective)レンズ」を採用したEOSシリーズ用の大口径広角単焦点レンズ“EF35mm F1.4LII USM”を開発、2015年10月中旬より発売すると8月27日に発表しました。 このBR光学素子は、有機光学材料(光学プラス…
写真の楽しみ方はそれぞれというわけですが、過去に発売されたライカマウント、一眼レフ、シネ用の交換レンズなどを加工してレンズ交換式レンジファインダー(RF)カメラで作品づくり楽しんでいる人たちの集い“ノンライツRF友の会”があります。このグループ…
ニコンから光学系の一部に回折格子を使ったニッコール300mmF4 PFレンズが発売になりました。回折格子は、位相フレネルとも呼ばれますが、光の回折現象を利用して、レンズの小型・軽量化が図れ、望遠レンズにありがちな色収差の発生を抑えられることなどを特…
ペンタックスの一眼レフに新型「K-3 II」が加わりました。ペンタックスの一眼レフは撮像素子を微動させて、手ブレ補正効果や光学ローパスフィルター効果をもたせたりしてきましたが、同じ技術をさらに発展させて、リアル・レゾリューション・システムと呼ぶ…
6月1日は写真の日。日本写真協会では、この日を挟んで『東京写真月間』定めていて、都内および近郊60ヶ所を超えるギャラリーで写真展が開かれ、6月1日には、日本写真協会賞の表彰式などが行われます。このほか、写真の日には、カメラ記者クラブによる「カメ…
シグマのdpクアトロシリーズに“dp3”が3月に発売されました。このdpクアトロシリーズはフルサイズよりAPS-Cと小面積でありながら、フルサイズの画素数より少なくても、高解像な写真が得られる特異なカメラなのです。従来、デジタルカメラの画質は、撮像素子の…
コシナからライカMマウント互換の「フォクトレンダー・スーパーワイドへリアー15mmF4.5 Aspherical III」が発売されました。このスーパーワイドへリアー15mmF4.5の初代は1999年の発売で、当時それまではライカ用の超広角レンズとしてはツァイスのホロゴン15m…
オリンパスから『オリンパスOM-D E-M5 MarkII』が2月下旬に発売されました。このカメラは2月12日からパシフィコ横浜で開かれた「CP+2015」の直前に発表されたのですが、“世界一ブレないやつ”をキャッチフレーズに、強力な5軸手ブレ補正を組み込んだことを最…
今回のテーマは「カメラのマウントアダプターに関して」です。やっとどうにか時間がとれるようになりました。いくつか宿題がたまってしまいましたので、イベント告知以外のブログを開始というわけです。 数か月前ですが、写真仲間のOさんが、おもしろい物が…
●「クラシックカメラ少女展」の関連企画としてトークショーを開催 クラシックカメラをテーマにしたイラストとそこに登場したフィルムカメラの実機を展示した“クラシックカメラ少女展”はすでに2015年2月3日(火)から開催されていますが、おかげさまで大変好…
パシフィコ横浜でカメラと写真映像の総合展示会「CP+2015」が、2015年2月12日(木)から15日(日)までの日程で開催されました。今年は、各社ともさまざまな新製品をぶつけてきており、キヤノンは5,060万画素の高画素タイプ一眼レフ「EOS 5Ds/sR」を含め14機…
43人のイラストレーターが、それぞれ思いを寄せるクラシックカメラを、自分のイメージに合う場所で、美少女に持たせたイラスト画と、描かれた実際のカメラを展示して見せる「クラシックカメラ少女展」が日本カメラ博物館で4月19日(日曜日)まで開催されてい…
2015年1月6日から9日までラスベガスコンベンションセンターを中心とした展示施設で、PMAとCESが開催されています。今さらではありますが、PMAはPhoto Markteting Associationの略、CESはConsumer Electronics Showの略です。タイトルに“PMA & CES”と書きまし…