写真にこだわる

写真の楽しみ方それぞれ。デジタルからフィルムまで、さまざまな話題を提供します。市川泰憲

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

続・ライカM9で軟調描写を楽しむ

ライカでソフトフォーカスレンズを使うと、一眼レフとは異なりしっかりとした距離計の像を見てピントを合わせるので、撮影レンズを通した一眼レフやレンズ交換式のライブビューカメラとは異なり、簡単に合わせることができます。そして、ライカで軟調描写を…

写真展を見に行く

例年になく猛暑が続く毎日ですが、こんなときは都内の写真展めぐりもちょっとばかりつらいですね。6月の東京写真月間のときに日本写真協会の発行するパンフレットを見たら、都内近郊に参加の写真展会場は数年前は75軒ぐらいあったのですが、最近は少し減少し…

続・針穴写真の魅力(投稿)

以前“べス単Hawk-Eyeでデジタル”を投稿してくれた神原武昌さんから、針穴写真に関して再度投稿がありましたのでご紹介しましょう。神原さんは、かつては銀塩写真擁護派の最右翼であり、さまざまな場所で銀塩フィルムの魅力への論陣を張っていましたが、最近…

ミラーレス一眼に異議あり

『緊急提言“ミラーレス一眼”改名宣言!!』と題して「日本カメラ」9月号(8月20日発売号)に小特集が組まれました。ミラーレス一眼に異議ありといったところでしょうが、カメラそのものの存在に異議を唱えているわけではなく、そのような名称でいいのだろうか…

針穴写真の魅力

暗い部屋で小さな穴を壁に開けると向こうの景色が映る。これはカメラの原点でもあるカメラオブスキュラの原理です。毎年、夏休みになると各地で針穴写真(ピンホール写真)のワークショップが開かれます。そのいくつかは親子のというようなタイトルがつけら…

さて、どうしたものでしょうか

久しぶりにかつて、とあるカメラメーカーの企画担当者であったKさんからメールをもらいました。それによると、ある雑誌でデジタル一眼レフのテストをやっているが、どうも内容がよく理解できないからライターと出版社の性格を教えて欲しいというのです。また…

デジタルで黒白バライタプリント

世の中には色々な人がいます。「やはり黒白のバライタプリントはいいですね」と作品を見せてくれたのは宝槻稔さん。60歳を前に毎日写真三昧の優雅な生活を送っていて、うらやましい限りですが、最近メキメキと撮影の腕をあげてきており、1年前と今ではまった…