写真にこだわる

写真の楽しみ方それぞれ。デジタルからフィルムまで、さまざまな話題を提供します。市川泰憲

2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

謹賀新年

今年もこだわります。 【LeicaM9+Tri Elmar16-18-21mmF4。焦点距離16mm、絞りF5.6・AE、ISOオート(奈良県朝護孫子寺)】 ブログ開設から1ヶ月経ちました。限られた時間の中で、試行錯誤の末、どうにかブログ「写真にこだわる」の今後の方向が見えてきました…

元朝鮮戦争従軍カメラマンのお話

12月20日(日)午後1時から浅草雷門区民館で、朝鮮戦争に従軍したカメラマン『藤村一郎さんを囲む会』というのが開かれると元フォーカス・カメラマンの福田文昭さんから以下の連絡をいただきました。 「朝鮮戦争従軍記者と戦後のマスコミで活躍した写真家達の…

リコーGXRを使ってみました

リコーからGXRが発売されました。このカメラ「液晶パネル+操作部分+バッテリー」と「レンズ+撮像素子+電子回路部分」を分離できる独創的なカメラです。前者をリコーでは「本体」、後者を「カメラユニット」と称しています。そこで“レンズユニット”でなく…

「自然の鉛筆」と「動物の運動」

写真術創生期の作品は貴重な資料としていまも残されています。まず最古の写真作品集といえば、W.H.フォックス・タルボットのカロタイプによる写真集「自然の鉛筆=The Pencil of Nature」(1844)です。また1880年代には、E.マイブリッジ、トマス・アイキン…

デジタル一眼カメラ・新製品バトル

12月17日付の「日本経済新聞」朝刊で“デジタル一眼カメラ入門機・新製品バトル”という項を担当しました。新製品は、HOYAのペンタックスK-x、パナソニックのルミックスGF-1、ニコンのD3000の3機種。最初連絡をもらった時には、方式が異なるカメラを同じテーブ…

写真展に終わり写真展に始まる

私の2009年は写真展参加に終わり、2010年は写真展参加に始まります。 【2009Final】目黒ギャラリーコスモス。コスモス写真展12月15日から12月27日に参加します(オープニングパーティーは誰がきてもいいようです)。 【2010NewYear】銀座4丁目、リコーリング…

ライカに始まりライカに終わる

重なるときは重なるもので、このブログを開始した直後から『ライカに始まりライカに終わる』というコラムを「京都ライカブティック」のホームページで担当することになりました。京都ライカブティックは四条烏丸交差点近くにあるメディアジョイビルにありま…

銀塩黒白プリント(その2)

2回目に「銀塩黒白プリント」をテーマに書き始めたら、慣れないために本題に入らないうちに終わってしまいました。「ま、明日以降ボチボチと」というやさしいコメントをいただきましたが、少しは気にしていました。ただその後の反響を見ていて気づいたのは、…

型録からカタログへ

日本カメラ博物館で開催中の「日本カメラ博物館 開館20周年特別展 メイド・イン・ジャパン 日本のカメラ100年の歩み」に関連し、12月8日〜23日まで「カタログで見る国産カメラのあゆみ」と題して、日本カメラ博物館JCIIクラブ25で、JCIIライブラリーで収蔵し…

おしゃべりなレンズたち

10月中旬、タムロンホームページの「おしゃべりなレンズたち」というコラムに文章と写真を寄稿させていただきました。話をかいつまんですると、高校時代に初めて買った一眼レフの交換レンズにタムロンを買ったのですが、いじくり回しすぎ、壊れてもいないの…

スリット写真にこだわる

列車1編成を1枚の写真に写し込む「スリット鉄道写真館」というホームページを立ち上げている並木運美さんから久しぶりに連絡がきました。並木さんとは「写真工業」1980年1月号に「スリットカメラ製作記」という記事をお願いして以来ですから、もう30年のおつ…

写真業界50年の節目

12月4日は社団法人日本広告写真協会の創立50年(社団化20周年)記念式典並びに祝賀会がグランドプリンスホテル赤坂で開かれました。これを記念して「APAのあゆみ」という50年を記念した冊子が刊行されましたが、縁あってそのなかの“写真機材史”という章を担…

銀塩黒白プリント

はて、さて、ブログを開設したものの何を書き込もうかと考えてしまった。そもそものブログ開設の最終後押しをして下さったのは、11月28日のシルバー・ソルト・クラブの写真展を「りんごや」というギャラリーに見に行ったときに、藤原写真館でお会いした○○で…