写真にこだわる

写真の楽しみ方それぞれ。デジタルからフィルムまで、さまざまな話題を提供します。市川泰憲

写真にこだわるBooks №5「ライカの聖地を訪ねる旅 -WETZLAR & 箱根-」

写真界におけるカメラ雑誌、業界紙などの急激な写真メディアの衰退、Webメディアの不安定な部分、急速なYouTubeチャンネルの広がりなどを長い目で見ていくと、写真やカメラの情報がこれから先長く残るためには、やはり紙に残すことが大切だと考えて、まった…

ミノルタベクティスS-1の交換レンズをソニーαで使ってみました Ver.2

ずいぶん長いタイトルになりましたが、フィルムAPS一眼レフカメラのミノルタベクティスの交換レンズを、最新のミラーレス一眼のソニーαで使ってみたというレポートです。用意したレンズは、ミノルタVレンズ22~80㎜F4-5.6、Vマクロレンズ50㎜F3.5、Vアポレン…

リコーGRⅣを使ってみました。

リコーのコンパクトデジタルカメラであるGRシリーズがGRⅢからGRⅣへとリニューアルされ9月12日に発売されました。私は、ながらくGRⅢを使い続けてきて特に不満はないのですが、やはり新型がでたら気になります。GRシリーズには、すでにソフトフォーカスフィル…

YASHICA City200 デジタルカメラを使ってみました

ヤシカジャパンから新型のデジタルカメラが発売されたと聞き、いわゆる日本のカメラメーカーが発売するデジタルカメラはその実力はわかっていても、海外資本のカメラをレポートする機会は今までなかったのです。たまたま縁あってヤシカジャパンの責任者を知…

シグマ20~200㎜F3.5-6.3DGを使ってみました

私の知る限りスチル用高倍率ズームの先行機種は、1992年発売のタムロンAF28~200㎜F3.8-5.6だったと記憶してます。あれから33年経ったいま、各社から高倍率ズームは当たり前のように発売されていますが、わがスポンサー氏は最近シグマの高倍率ズームがお気に…

ソニーRX1RⅢを使ってみました。

ソニーからフルサイズ単焦点レンズ非交換式のコンパクトデジタルカメラ「RX1RⅢ」が8月8日に発売になりました。名称が示す通りⅢ型なのですが、何がⅢ型なのかよくわかりませんので、最新の“Copilot”にたずねてみました。質問は「ソニーのRX1RⅢが発売されまし…

フジフイルムXハーフを使ってみました。

いま、富士フイルムのデジタルカメラが元気だ。2025年2月6日「インスタックスワイドEvo」、4月21日中判のレンズ非交換式の「GFX100RF」を、そして6月26日には今回取上げた1型センサーの「Xハーフ」を発売し、さらに8月にはAPS-C判のレンズ交換式「X-E5」を発…

フジフイルムGFX100RFを使ってみました (Final)

富士フイルムがレンズ非交換式の1億200万画素の「GFX100RF」を4月21日に発売すると発表したのが2025年の3月21日でした。これに先立ちシグマがCP+2025の開催直前の2月24日に「シグマBF」を発表し、発売したのが4月10日のことでした。それぞれに注目したのは、…

シグマBFを使ってみました(Final)

ミラーレス機Lマウントレンズ交換式の35㎜フルサイズ(35.9×23.9㎜)、2,460万画素、裏面照射型CMOSセンサー搭載の「シグマBF」がお披露目されたのはCP+2025の開始直前の2月24日で、27日からのCP+に向けて海外からのジャーナリスト200人を前に川崎の本社で行…

シグマ16~300mmF3.5-6.7DC OSコンテンポラリーを使ってみました。

シグマが新コンセプトカメラの「シグマBF」を発表しましたが、なぜか私のスポンサー氏は一気にシグマレンズを増やしたのです。すでに17mmF4と35mmF2に関しては、ソニーα1Ⅱとともにレポートしていますが、BFの使用記を書くまでに、先行発売の「フジフイルムGF…

ソニーα1Ⅱをシグマ17mmF4DG DNと35mmF2DG DNで使ってみました。

■ソニーα1Ⅱがやっときました 2024年11月19日に発表されたソニーα1Ⅱの発売は12月13日でした。そこで1月の松がとれた時期に注文を入れたのですが、何と入荷は5月だというのです。それでも、4月初頭には手元に届きましたのでほっとしましたが、シリアルナンバ…

インスタントフィルムカメラの新時代 instax wide Evoを使ってみました。

■その1枚は想像を超えるか 「その1枚は想像を超える」とは、インスタントハイブリッドカメラ“instax wide Evo”のキャッチフレーズです。この方面に興味の薄い人にはわかりにくいですが、富士フイルムのデジタルカメラにインスタントフィルムプリンターを搭載…

考えることは皆同じなのでしょうか。カメラッコ

恒例の「CP+2025」が2月27日(木曜)から3月2日(日曜)まで、カメラ映像機器工業会の主催で、パシフィコ横浜で開催されます。コロナ以降、中止を含めて低調だったCP+ですが、今年は早々と好調に出展社が増えたということのようで、喜ばしいことです。 ここ…

生き残ったコンパクトデジカメ、ペンタックスWG-1000とWG-8

●スマートフォンとミラーレス一眼のはざまで 最近、写真撮影はスマートフォンで十分だということをよく聞くようになりました。たしかに日常の生活記録の記録という意味では十分なのですが、はたしてそうなのでしょうか。実は昨年6月に、リコーイメージング…

フィルム画像のデジタル化

2024年の私の考えるカメラ界のトピックスの1つにあげられるのが、『ペンタックス17』の登場です。私の記憶するところでは、2011年に発売された富士フイルムの「GF670W Professional」が、いわゆる日本のカメラメーカーから発売された本格的なフィルムカメラ…

写真にこだわるBooks №3「エプソンR-D1の研究」

デジタルメディアはある日突然消えるのでは?という危惧から、2024年に創刊しました“はてなブログ 写真にこだわるBooks ”がおかげさまで無事に3号を発刊できましたのでご報告します。 そもそもは、写真界におけるカメラ雑誌、業界紙などの急激な写真メディ…

最初期ニッコール・ヨンサンハチロクの実力

最近は時代なのでしょうか、どのレンズもカメラもよく写るのです。それだけに写真の楽しみ方も多様化していて、私の周りを見渡すと、普通に写るだけではつまらないとさまざまな描写を求めて、オールドレンズや古典印画法を楽しんだり、銀塩フィルムにこだわ…

ポラロイドI-2を使ってみました

ポラロイドといえば、かつてはインスタントカメラとフィルムの代名詞でした。1948年に最初の黒白、カラーのピールアパート式のフィルムとカメラに引続き、1971年に魔法のカメラアラジンとも呼ばれた一体型の「SX-70ランドカメラ」を1972年に発売して以来、不…

ソニーVLOGCAM ZV-E10Ⅱを使ってみました

APS-Cサイズ、2600万画素裏面照射型CMOSセンサー搭載で動画に重点をおいたデジタルカメラ「ソニーVLOGCAM ZV-E10Ⅱ」が8月2日に発売されたので、さっそく入手しレポートしてみました。最初にお断りしますが、私の写真的な志向からすると動画はあまり得意とす…

ペンタックス17 を使ってみました

リコーイメージングから、35mmハーフサイズのフィルムカメラが「ペンタックス17(イチ・ナナ)」として去る7月12日に発売されたので、早速使ってみることにしました。ところで国内のカメラメーカーから、本格的なフィルムカメラが発売されなくなってからどの…

キヤノンミラーレス用RF交換レンズを専業メーカーにライセンス

4月23日の午後1時にタムロンからキヤノンRFマウントの交換レンズを開発・発売の発表のニュースが届き、追っかけで1時20分にシグマからやはりキヤノンのRFマウント交換レンズ開発発表がなされました。 タムロンは、11-20mm F2.8 Di Ⅲ-A RXD (Model B060)を20…

ソニーα9Ⅲを使ってみました Ver.3 final

ソニーから35mm判フルサイズのグローバルシャッターを搭載したミラーレス一眼が1月26日に発売されました。発表時に即予約してあったので、早速ということで夕方にいつものお店に受け取りに行ったのですが、前回の機種では4箱ほど入った大箱がいくつか置かれ…

シグマfp用「超薄型背面液晶フード」を作ってみました

最近なぜか私の周りで「シグマfp」が静かな人気です。某カメラメーカー技術者OBのYさん、小説家のHさん、山岳写真家のMさんなど、けして多数とはいえませんが、それぞれの方が、なかなかのシグマfpファンと見ています。私も2019年10月の発売と同時にわがスポ…

ニコンZfを使ってみました

ニコンからヘリテージデザインと銘打った「ニコンZf」が7月28日に発売されました。早速、わがスポンサー氏の依頼により、ZfボディとニッコールZ28mmF2.8(スペシャルエディション)、ニッコールZ40mmF2.8(スペシャルエディション)の2本の交換レンズをいつ…

エルノスター8.5cmF1.8を使ってみました

写真に関係したブログをやっているとさまざまな出会いがあります。先日、写真の大先輩で朝日新聞社OBの柳沢保正さんから「エルノスター8.5cmF1.8」を手渡されました。聞くところによると、私が2014年7月の“写真にこだわる”のブログで「エルノスター10cmF2レ…

ソニーα6700を使ってみました

ソニーから約2600万画素の裏面照射型CMOSを採用したAPS-C判のミラーレス一眼のα6700が発売されました。このα6700は、2019年に発売されたα6500の後継機となるようですが、わがスポンサー氏がさっそく所望されましたので、さっそく高倍率ズームとされる「E18~…

フィルムの時代が残したもの

かつての仕事の関係でしょうか、私の所にはいろいろな写真の貴重な資料が集まってきます。いつもカメラやレンズの話がメインになっていますが、たまにはフィルムというか銀塩写真をテーマにして書いてみようと思いました。下の写真をご覧ください。 ≪表紙は…

ペンタックスK-3マークⅢモノクロームを使ってみました

リコーイメージングは、APS-C判のペンタックスK-3マークⅢをベースにモノクローム専用機の「ペンタックスK-3マークⅢモノクローム」を4月28日に発売しました。画素数は2573万画素で、ローパスレスのモノクロ専用CMOSを採用しているために高解像が得られるので…

キヤノン25mmF3.5 - 時代が変わればレンズの数え方も変わる

いまやレンズ交換式のカメラといえば、ミラーレス一眼が全盛です。カメラ技術発展の歴史をたどると、それ以前はペンタックスに代表される一眼レフ、さらには距離計連動機のライカなど、数々の名機がありました。いま、流行りのミラーレス一眼は、これらの時…

こだわりのAF一眼レフ「コンタックスAX」

■京セラ 稲盛名誉会長とコンタックスAX 2022年9月1日付のはてなブログ「写真にこだわるの」に“京セラ 稲盛和夫名誉会長を偲んで”という記事を載せたところ、ヤシカ/京セラ時代からの知り合いである青木豊さんから、その部分をコピーして、ヤシカ/京セラ時代…