2018-01-01から1年間の記事一覧
2018年も残すところわずかとなりました。今年は、写真業界にとってさまざまなビッグな動きがありました。 すでにご存じの通り、ニコン、キヤノンのフルサイズミラーレス一眼分野への参入であり、引き続き2019年にはパナソニックとシグマがライカカメラ社と協…
11月のパリは、サロン・ド・ラ・フォト、パリフォト、フォトフィーバーなどの写真イベントが目白押しです。ここ数年駆け足ですが、パリの写真イベントを見てきました。そこには、表現としての写真が、日本とのかかわりにおいて大きくは変わらないように見え…
12月4日朝、写真業界人の間に少しオーバーですが激震が走りました。去る9月29日に隔年開催を終えたばかりのフォトキナが、次回からは5月に毎年開催で、2019年5月8日(水)から11日(土)からだとアナウンスされていたのが、2019年は中止で、2020年5月27日(…
「2018 フォトキナレポート」が日本カメラ財団情報提供の項にアップされました。2018は9月の フォトキナを機に、フルサイズミラーレス一眼が各社より登場し、すでに発売中の「ニコンZ7」と「キヤノンEOSR」に加えて「ニコンZ6」が後続します。そしてライカ…
キヤノンのフルサイズミラーレス一眼「キヤノンEOS R」が2018年10月25日に発売になりましたので、さっそく使ってみました。 ≪今回用意したのは、EOS R:3,030万画素、大きさ・重さ:135.8×98.3×84.4mm、約660g(バッテリー、SDカード含)、価格:237,500円、…
この記事は、整理して京都MJのサーバーに「ニコンZ7を使ってみました」として、移転しました。こちらでは作例を画素等倍まで拡大して見ることができます。-----------------------------------------------------------------------------------------------…
ライカの交換レンズといえばズミクロンが最もスタンダードで、焦点距離35mmがこれまたスタンダードです。かつて、フィルムカメラの時代に「第1世代ズミクロン35mmF2」は伝説のズミクロンと評される人気のレンズでした。一方で「第2世代ズミクロン35mmF2」は…
“2018フォトキナ”が9月25日~29日の4日間にわたってドイツのケルン メッセで始まりました。今年は、いままで偶数年の隔年開催であったのが、今後は毎年開かれることになり、2年に1度の世界の写真機材見本市としてのフォトキナの開催は、今回が最後となる記念…
最近は、さまざまな条件を付けた写真展が流行っていますが、このたび『non-three- 3枚玉までの写真展』という写真展に参加してます。 この写真展は、3枚構成までの写真レンズで、それぞれ参加者が、該当するレンズで撮影したものを作品として展示するのです…
9月24日からのフォトキナを前に各社から新製品が相次いでいますが、やはりこの時期の注目はニコンとキヤノンのフルサイズミラーレス機です。ソニーが、ミラーレスのフルサイズ機のα7とα7Rをだしたのが2013年11月15日ですから、すでに5年の歳月が流れました。…
かねてからうわさされていたニコンのミラーレス一眼が、Z7、Z6として、8月23日に発表されました。2機種の違いは、以下のようになります。 ≪Z7:価格44万円、発売9月下旬、Z6:価格27万円、11月下旬≫ ≪ニコンZミラーレスボディのキモ。マウント内径:55mm、フ…
キヤノンは、35mm フルサイズ超高感度CMOS センサーの新製品“35MMFHDXSCA”を8月1日より発売すると発表しました。 “35MMFHDXSCA”は、肉眼では被写体の識別が困難な星明かり程度の明るさ0.001lux以下の低照度環境下で、カラー動画の撮像が可能な35mm フルサイ…
もういいかな。ここに早い時期からアップされてましたよ。 http://xjrumo.com/2018/08/06/nikon-mr-2/#more ≪何も知らない人の特権です:上の写真が本当だとすれば外挿して算出するとマウント内径は60mmを超えます。マウント径からするとキヤノンEF(54mmφ)…
東京都写真美術館で「イントゥ・ザ・ピクチャーズ」という写真展示が、2018年5月12日〜8月5日の間にわたり開かれています。この写真展は、東京都写真美術館が収蔵している作品を中心に142点を、1)まなざし、2)よりそい、3)ある場面、4)会話が聞こえる…
キヤノンは、2015年9月にAPS-H サイズで2億5,000万画素CMOSと有効画素数約1.2億ピクセルのCMOS撮像素子を採用した一眼レフカメラEOSのプロトタイプを、次世代の8K映像用CINEMA EOS SYSTEM向けの「8Kカメラ」用として試作発表しましたが、2018年7月下旬より高…
ライカカメラ社(Leica Camera AG、本社:ドイツ・ウェッツラー)は、ドイツ・ヘッセン州のウェッツラーにある本社「ライツパーク」に新たな複合施設をオープンし、世界中から関係者1,000人を超える人を招いてオープニングセレモニーを開催しました。 新しく…
写真経営者協会(JPEA;Joint Photo Electronics Association)は、2018年6月18日に開かれた総会にて、2019年の3月をもって46年続いた活動に終止符を打つことが承認されました。写真経営者協議会は、1973年2月に発令された輸出貿易管理令に基づき、カメラ、交…
去る6月7日、写真家のデビッド・ダグラス・ダンカンが102歳で、フランスで亡くなったことは、すでに一般マスコミなどでも報じられたとおりです。ダンカンはライフのカメラマンとして朝鮮戦争に従軍したときにニッコールレンズを持参して撮影し、その写真が世…
「金丸重嶺 vs 名取洋之助 --- オリンピック写真合戦 1936」と題して、JCIIフォトサロンで1936年のベルリンオリンピック当時に金丸重嶺と名取洋之助の撮影した競技ならびにドイツでの生活をまとめた写真展が6月5日(火)〜7月1日(日)まで開かれます。 それ…
かつてはカメラメーカーや業界団体に勤めていた写真業界人OBが「NPO法人 ゆい思い出工房」を作ったのは2008年のことでした。以後、“絆”をテーマにを写真展を開いたり、思い出作りのための写真撮影などを行ってきましたが、設立10周年を迎えたことにより「201…
キノ・プラズマートは読んで字のごとしで、ドイツ語のKino=映画用のPlasmat(プラズマート)レンズというわけです。最近一部のマニアの間で、Kino Plasmatは描写の特性として、背後のボケがシーンによってはグルグルと円を描くこととされ珍重されています。…
2018年のゴールデンウイークは「Non Leitz RF友の会」の写真仲間と5月2日〜6日まで、JCII CLUB25で写真展を行います。すでに12回目の開催で、今年のテーマは『温故知新』です。メンバーがそれぞれのテーマへの解釈をもっての作品展示ですが、私の場合にはす…
2018年2月に韓国のピョンチャン(平昌)で冬季オリンピックが開かれました。その82年前1936年の冬季と夏季オリンピックはドイツで開催され、このとき関係者に向け試験的に発売されたのが「オリンピアゾナー18cmF2.8」です。この平昌オリンピックを機会に1936…
ありがとうございました。 おかげさまで満席となり、新しいスタイルも好評をもって迎えられました。 いよいよ3月1日からパシフィコ横浜でCP+2018が開かれます。この中で、私は、すっかり恒例となった「上級者エンジニアによるパネルディスカッション」のモデ…
新たな画像データとコメントを加え「ライカ新旧タンバール90mmF2.2を使ってみました」として、京都MJのサーバーにアップしました。画素等倍まで拡大してより細かく見ることができます。 写りすぎるデジタルの時代にあって、一風変わった特殊なレンズが好まれ…
本講演会は、終了いたしました。多くの方々に来ていただき、ありがとうございました。 日本カメラ博物館特別企画展「世界を制した日本のカメラ」の開催に合わせた講演会、第1回講演会「もうひとつの日本カメラ史、戦中・戦後編」は昨年11月18日に、私市川泰…
個人カメラコレクションとしては国内最大規模を誇る札幌時計台前の「IMAI collection」は、2017年の9月9日・10日にニコン100周年を記念して一般公開した後、約12年の時計台前から、さらなる拡充を目指してオーナー今井貞男さんの故郷である道内の上川町へ移…