写真にこだわる

写真の楽しみ方それぞれ。デジタルからフィルムまで、さまざまな話題を提供します。市川泰憲

2018 フォトキナレポート

「2018 フォトキナレポート」が日本カメラ財団情報提供の項にアップされました。2018は9月の フォトキナを機に、フルサイズミラーレス一眼が各社より登場し、すでに発売中の「ニコンZ7」と「キヤノンEOSR」に加えて「ニコンZ6」が後続します。そしてライカパナソニック・シグマが協業し、ライカカメラン社のフルサイズミラーレス用「Lマウント」を3社で使うというのです。まずパナソニックは、フルサイズ機第一弾として「ルミックスS1R」と「ルミックスS1」の登場を予告し、2019年2月にはその詳細を明らかにします。シグマは2019年にはフォビオンセンサーのフルサイズ一眼レフ、交換レンズ群を投入するというのです。富士フイルムからは中判デジタルGFX50Sをさらに小型化した「GFX50R」、さらに1億画素イメージャーを搭載した「GFX100S」が発表されるなど、過去に例のないほどの大型新製品が登場の年でありました。加えてロシアからはロシアンライカ「ゼニットM」が発表されるなどのおまけも付きました。

 もちろんこれだけではありませんが、各社レンズメーカー、用品メーカーなどの動き、AFやズームレンズが加わったアジア新興国の写真レンズの進歩、世界の銀塩感材の今後どのようにあるのか、フォトキナ自体も2018年は隔年開催の最後となり、2019年からは毎年5月の開催となります。フォトキナは世界の写真映像ショーでいられるのか、それともドイツ国内のショーになるのか、各社の反応はなどなどと、豊富な写真とともに幅広く取材してきました。

f:id:ilovephoto:20181104135921j:plain≪フォトキナ会期を終えた9月30日は、日曜日で少しだけ街を散歩できました≫