写真にこだわる

写真の楽しみ方それぞれ。デジタルからフィルムまで、さまざまな話題を提供します。市川泰憲

オリンピアゾナー18cmF2.8を使ってみました

 2018年2月に韓国のピョンチャン(平昌)で冬季オリンピックが開かれました。その82年前1936年の冬季と夏季オリンピックはドイツで開催され、このとき関係者に向け試験的に発売されたのが「オリンピアゾナー18cmF2.8」です。この平昌オリンピックを機会に1936年直後に発売されたオリンピアゾナーを使ってみましたので、ここにレポートしました。ところで、このオリンピアゾナーを当時のまま使ってみることはできない相談ではありませんが、やはり最新のカメラと組み合わせることにより、意外と簡単に撮影できるようになるのです。撮影にあたっては、デジタルで唯一のフルサイズモデルであるということからソニーα7IIを使いました。撮影は、<ソニーα7II>⇒<ソニーFEマウント>⇒<ライカMマウント>⇒<コンタックスマウント>⇒<オリンピアゾナー18cmF2.8>の組み合わせとなりました。

≪この組み合わせで撮影可能となりますが、約2.2 kgもの重量になります≫

≪中国式寺院の屋根瓦をねらってみました。絞り優先AE、絞りF8・1/5000秒、ISO800≫
 限られた場面での撮影ですが、京都MJのサイトに詳細が載っていますのでご覧ください。