写真にこだわる

写真の楽しみ方それぞれ。デジタルからフィルムまで、さまざまな話題を提供します。市川泰憲

やってきました。PMA & CES

 2015年1月6日から9日までラスベガスコンベンションセンターを中心とした展示施設で、PMAとCESが開催されています。今さらではありますが、PMAはPhoto Markteting Associationの略、CESはConsumer Electronics Showの略です。タイトルに“PMA & CES”と書きましたが、昨年までは“PMA@CES”と書いていて、コンシューマエレクトロニクスショーの中でPMAが開かれていたのですが、今年はPMAの「DIGITAL IMAGING/PHOTOGRAPHY」という形になりました。結局、CESのなかでPMA関連の展示が開かれるのは、今年で4回目となりました。それに至るまで経緯は若干の紆余曲折がありましたが、僕的にはカメラがデジタルになり、写真技術も、写真業界も様変わりしたのだから致し方ないかなと思い、これからはコンシューマーエレクトロニクスの1分野として受け入れられていくのかなと考えていたのですが、やはりカメラはちょっと違うようです。それに加え、今年はさらに異変が起きました。日本のカメラ雑誌、Web情報誌、フリーランスライターの人たちが示し合わせたように取材を見送ったのです。もちろん業界内すべてではなく、業界紙のYさんとWさんは、正月もそこそこに3日に現地入りして精力的に取材を開始という人々もいるわけですが、何が起こったのでしょうか? そのあたりを含めてじっくりと見てきたいのですが、日本のカメラメーカーは、すべてCESのコーナーで展示し、キヤノンが映像機器メーカー、ニコン、リコーがカメラメーカーといった感じで、電機メーカーではソニーがカメラにだいぶスペースを割き、パナソニックは全体の中にそれなりに、カシオは昨年時計のGショックだけで、カメラを展示しませんでしたが、今年はGショックに加え、自分撮り用デジタルカメラEXILIMのFR10を展示しました。そして注目の新製品といったところでは、わずかにニコンが「D5500」を展示していましたが、全体的には精彩さを欠き、このまま各社とも2月に開かれる横浜での「CP+2015」に持ち越したようです。このあたりは後日レポートにて報告しますが、レポートは「こちら」にございます。ご覧いただければ幸いです。

今回は、初めて自動車のコーナーを見てきました。