写真にこだわる

写真の楽しみ方それぞれ。デジタルからフィルムまで、さまざまな話題を提供します。市川泰憲

ノンライツRF友の会写真展に参加します

 僕が懇意にしている写真愛好団体である“ノンライツRF友の会”の写真展「吾唯知足」が、日本カメラ博物館のCLUB25で5月3日(火)〜8日(日)まで開かれます。今回で10回目の写真展開催ですが、昨夏のソニーイメージングギャラリー銀座での展示に引き続き、ゲスト参加することになりました。展示参加メンバーは、会員の8人に僕を加え9人となります。展示テーマは、「吾唯知足(ワレ、タダ、タルヲシル)」とありますように、特に作品としては共通させていることはなく、それぞれの場と力量に応じて、ということになるのでしょう。

 このノンライツRF友の会とはどんなグループかということになりますが、いまから10年以上前に発足し、ライカを含め、それ以外のレンズ交換式レンジファインダー(RF)カメラや交換レンズを使って楽しもうという趣旨の団体です。特にレンズの選択にあたっては、シネ用レンズを改造して距離計連動のライカスクリューマウントにして使うことも多かったのですが、最近のミラーレス一眼の登場により距離計連動でなくても、それぞれのレンズの特徴を生かしてライブビューでしっかりとピント合わせできるようになり、いまではマウントアダプターさえ入手できれば手軽に楽しむことができるのです。
 会期中にはスペシャトークイベントとして、2004年に世界初のレンズ交換式ノンライツRFデジタルカメラとして登場した“エプソンR-D1”の開発担当責任者であった“枝常伊佐央さん”をゲストにお招きして、「ノンライツRF機で写真が楽しくなった」を開催します。当日は、デジタルRF機とミラーレス一眼カメラ、交換レンズ、インクジェットプリントなどについて、ノンライツ会員、参加の皆様と共に語り合えればと思います。皆様の参加をお待ちしています。《開催日時》 5月8日(日曜日)、14時〜15時30分 《開催場所》日本カメラ博物館 クラブ25(写真展会場)《入場》 無料 《予約申し込み》不要
 さて、この写真展で僕が何を出展するかということになりますが、この“ノンライツRF友の会”はきわめてまじめな会でありまして、日常から有志でプリントのお勉強会や撮影会を行ったり、カメラやレンズ技術の話をSNS上でやっていますが、その撮影会でのカットを、プリントお勉強会での成果として得られた1.5×1mの大型プリントで披露します。 (^^♪