写真にこだわる

写真の楽しみ方それぞれ。デジタルからフィルムまで、さまざまな話題を提供します。市川泰憲

ちょっと気になる中国レンズ

 2月にパシフィコ横浜で開催されたカメラと映像の祭典「CP+2016」では、新ポラロイドの上陸、ドローン、ロモグラフィーなど話題の海外写真企業が出展しました。そんな中で、専門筋の人たちに注目されたのが、中国レンズメーカーの参加と品ぞろえです。限られた本数ですが、ここでは中一光学から2本、KIPONから2本拝借して、合計4本を会場で試写させてもらったので、中国レンズの実力を報告しましょう。

≪中一光学(Shenyang Zhongyi Optical Electoronics Co.,Ltd):左)Mitakon SPEEDMASTER 135mm F1.4、右)Mitakon SPEEDMASTER 50mm F0.95≫

≪KIPON(上海伝視影器材有限公司):左)HandeVision IBERIT 50mmF2.4、右)HandeVision IBELUX 40mm F0.85≫

≪マウスコンピュータのモデルさん:上記4本のレンズのうちの1本の撮影結果です。4本ともすべて絞り開放で撮影しました。表情がもう1つ、ピントがいまいち、とかいうのはすべて僕の腕のせいです。それでも同じ場面を複数枚シャッター切ったなかでのベストショットです。この写真、どのレンズで撮影したかわかりますか。いかがですか? ≫
 いずれにしましても、左右640ピクセルの画像では判断するのは難しいので、全撮影結果を画素等倍まで拡大して見られるようにと、いつものように「京都MJのサーバー」にアップしてありますので、詳細はそちらをぜひご覧ください。 (^_-)-☆