いままで何度か登場した僕のテスト風景場面はどこだかわかりましたか。ミラーレスのリコー、ソニー、フジの3機種を比較した場面ですが、あのカットを見た女子学生から、イギリス行って撮ったのですか？と聞かれました。??何でそのように考えたのかと聞くと、彼女いわくイギリスで同じ紋章を見たそうで、そう思ったとのことです。いえいえ違います。千代田区一番町の駐日英国大使館の正門前ですよというわけですが、あの正面の建物が夜間に照明され、ロンドンオリンピック開幕のカウントダウン掲示板となったのです。
じっくりと昼間の写真と比較してください。いつも同じようにガードマンが2人立っていますが、きわめて紳士的で、理由を説明すればちゃんと撮影させてくれ、終わって挨拶すれば敬礼で返してくれます。これがアメリカ大使館の前だとそうはいきません。以前、虎ノ門の駐日アメリカ大使館前から俗称マッカーサー道路を撮影していたときは、ガードマンでなく、機動隊に大使館前の歩道を歩かないようにと注意されました。ずいぶん雰囲気というか、緊迫感が違います。でも今回はそんなことはどうでもいいのです。照明はユニオンジャック模様で、なかなか幻想的というか、いい感じです。カウントダウンのライトアップは7月20日に、2012年大会にちなみ“20時12分”に点灯されたそうです。英国大使館は過去にもこういうことをやったことがあるのでしょうか。粋なはからいです。そしてライトアップ時間は連日19時ごろ〜24時まで。27日は開会式が始まる現地時間の27日21時（日本時間の28日5時）まで点灯されるというです。早朝に行って集まった人は、カウントダウンの合唱をするのでしょうね。
