毎年開催で長い歴史をもったアメリカの写真業界団体のPMA（Photo Marketing Association）のショーが、2010年2月のアナハイムでの開催以来、2011年には2月開催とか9月開催と予告されていましたが、結局延期となり、最終的にこの時期、2012年の1月10日〜13日（現地時間）までPMA@CESという形で、ラスベガスで開かれることになりました。PMA@CESとは、どういうことかということになりますが、2012インターナショナルCES（コンシューマー・エレクトロニクス・ショー）の中のPMAショーということになるのでしょうか。
※写真はCESの中の一部に設けられたPMAのコーナーへの入口
もともとカメラはCESのカテゴリーではなかったわけですが、ここ数年来デジタル化の中にあって、カメラそのものが正に電気製品となり、出展者側もPMAと展示時期的に接近していたCESに出展する傾向が強かったわけです。今回のPMA@CESという形での開催により一件落着といったわけです。CESでの一般写真関係の新製品発表は少なく、わずかに富士フイルムがレンズ交換式のミラーレス一眼「FUJIFILM X-Pro1」を発表しましたが、基本的には2月9日から横浜で開かれるCP＋2012において発表されるのがこの時期の各社動向です。
