写真にこだわる

写真の楽しみ方それぞれ。デジタルからフィルムまで、さまざまな話題を提供します。市川泰憲

ライカ100周年記念モデル

 9月16日からドイツ・ケルンにて開催されるフォトキナを目前に、各社から新製品の発表が相次いでいます。最近の主だったものを拾ってみると。PENTAX K-S1(9月26日発売)、RICOH WG-M1(10月中旬発売)、OLYMPUS PEN Lite E-PL7(9月20日発売)、ZEISS Otus 85mmF1.4、FUJIFILM X100T(11月15日発売)、FUJIFILM X30(9月20日発売)、SONY ILCE-QX1(10月10日発売)、HASSELBLAD H5X、NIKON D750(9月25日発売)、AF-S NIKKOR 20mmF1.8G ED(9月25日発売)、SIGMA dp1 Quattro(10月)となります。それぞれが、どんな製品であるかは、各社Webや専門のウエブメディアをご覧いただくとして、9月13日から15日は日本は休日ですので、このままフォトキナの開幕前日の現地時間の9月15日(日本で9月16日)が、ひとつのピークだと考えられます。まだまだ一部の社には隠れている新製品カメラがありそうです。今しばらくのご辛抱を、ということになります。
 さて、今日は少し変わったカメラをお見せしましょう。

 某月某日、某所で拝見したライカ100周年記念モデル「ライカM Edition100」です。外装をずっしりとステンレススチール製にしたライカMモノクロームとライカMAボディの2台、ズミルックス28/35/50mmレンズの3本、トライXの36枚撮り、専用リモワ製ケースからなる限定セットで、101台作られるというものです。 ズミルックス28mmF1.4とライカMAボディは、このセットで初めて世に出ました。ライカ100周年記念モデルは、このほかに中判デジタル一眼レフカメラのライカS、コンパクトデジタルのライカD-LUX6もあるのですが、このMセットが最も実用的だと思われます。 (ー_ー)!!