≪半蔵門国民公園≫ DA 40mm F2.8レンズ:F2.8・1/5000秒、ISO200。元英国大使館敷地にできた公園のテーブル。なんとなくイングリッシュガーデン風かなとも思いますが、背景の花の色はどのようなものかはイメージしにくいですが、画面中央左脇の黒いテーブルのエッジにピントを合わせました。黒のテーブルの中に白く輝く輝点もあり、黒の濃度は高いように感じます。DA 40mm F2.8レンズとしてみると、背景のボケ具合は均質で、クセはまったく感じません。
≪千鳥ヶ淵公園の遊具≫ DA 40mm F2.8レンズ:F6.3・1/400秒、ISO400。露出モードはプログラムAEで撮影。この遊具は子供向けに樹脂製で柔らかく、左の丸い部分は黄色、中央のくねった滑り台は緑、右端の滑り台は赤という具合ですが、モノクローム画像から元の色はなかなか想像つきません。フィルム時代のパンクロマチックかオルソパンクロマチック的な特性なのでしょうか。
≪写真家 石川武志さん≫ DA 40mm F2.8レンズ:F2.8・1/80秒、ISO5000。OMシステムギャラリーでの1カットです。特に露出補正は加えていませんが、ほどよく石川さんに露出がきています。カメラの自動露出補正での描写もありますが、ISO5000と高感度ながら柔らかみを持っているのは、フィルム時代の高感度描写とは異なり、柔らかでおとなしい描写です。
≪新宿の街角にて①≫ DA 40mm F2.8レンズ:F2.8・1/80秒、ISO100。街に活気が出てきたので、スナップです。店の奥の女性にはしっかり目線をもらっています。
≪新宿の街角にて②≫ DA 40mm F2.8レンズ: F2.8・1/80秒、ISO400。40mmレンズの直線性の描写は良好。やはり全体的に柔らかいです。
≪新宿の街角にて③≫ DA 40mm F2.8レンズ:F4・1/80秒、ISO640。歌舞伎町入り口にて。
≪新宿の街角にて④≫ DA 40mm F2.8レンズ: F2.8・1/80秒、ISO1600。プログラムAEで、暗い路上でしたのでシャッターは1/80秒と遅めですが、少しぶれた感じが雰囲気あり、お互いを撮りあったばかりなのしょうが、気持ち流動感があっていい感じです。FBでのプレビュー時点で上の写真に36票、このカットに13票の「いいね」が入りました。私的にはこのカットの方が写真的には面白いのですが。元都電の引込み線跡遊歩道にて。
≪新宿の街角にて④≫ DA 40mm F2.8レンズ:F2.8・1/80秒、ISO5000。上のカット比べるとプログラムAEでやはり絞り開放は当然のこととして、シャッター速度は1/80秒ですが、感度がISO5000にアップしています。この上昇はシャドー部が多かったからでしょうか。いずれにしてもハイライトからシャドーまで描出されていますが、地図案内のハイライト部がわずかに飛んでいますが、これを避けるにはマイナスの補正をかけるよりしかたないでしょう。DA 40mm F2.8レンズは実質約60mm相当画角となるのですが、スナップにおけるこの準望遠的な距離感に最初は戸惑いましたが、昨今の風潮を考慮するとこの距離感がすごく有効だなと思いました。
シグマから高倍率・超望遠のズームレンズ「SIGMA 60~600mmF4.5-5.6DG DN OS |Sports」が、CP+2023直前の2023年2月17日から発売されました。CP+の会場では他社も含め見るものも多く、ちらりと横目で見る感じでしたが、個人的な指向からすると超望遠のレンズには大変興味があるのです。それというのも、ここ数年来、ミラーレス一眼の最新機種をいじっていて、その機能を十分に生かすのは超望遠系だと思うようになったのです。その内訳は、小さくてすばしっこいカワセミ、どんどん迫ってくる飛行機や列車を撮影するには、超望遠を使って、毎秒何コマ撮影できるか、AFはどこまで追随できるかなどです。これらに加え当然のこととして高解像であることが望まれるわけですが、そんなことを繰り返していたらいつの間にかその方面に興味がわき、コロナ禍とはいえ、カワセミとオオタカは近所の八国山緑地や水元公園へ、飛行機は、座間基地、横田基地、入間基地、さらには松本空港や沖縄県の瀬永島へ出向くほどでしたが、やはりロケーションさえよければ標準ズームでも良いのですが、目では見えなくてもはるか遠方から爆音で迫ってくる飛行機を遠くからアップで追い続けるためには、高倍率のズームレンズが最適なわけで、それを使うことがひそかな願望でもありました。もちろんこの分野には、野球やサッカー、自動車レース、舞台などもあるのですが、一般人が手を出しやすいのは、野鳥、飛行機、列車、といったところでしょうか。
そんな時にシグマが「新製品貸出し体験会 2023 Spring in 東京」を4月8日(土)に開催すると告知しました。会場は九段会館テラス3階で、身分証明があれば無料で新製品を2時間貸し出してくれるというのです。地の利も職場から近いこともあり、あいにくの薄曇りでしたが、朝一番で少しだけ顔を出し「シグマ 60~600mmF4.5-5.6DG DN」をちょっとだけ試用しましたので簡単に実写結果を報告します。