キヤノンは、サードパーティーの用紙製造・販売会社と協業し、インクジェットプリンター「PIXUS PRO」シリーズに適した専用紙の拡充を図る取り組みを8月4日より開始すると発表しました。これでPIXUS PROシリーズの「PRO-1」、「PRO-10」、「PRO-100」を使用するユーザーの好みや作品に応じたプリント用紙の選択肢が大きく広がることになります。この協業活動によって検証された専用紙には、検証済みであることを証明するロゴマーク（右）が表示されます。ただしロゴマーク表示の有無は用紙製造・販売会社の判断によるとされており、検証済みであっても表示がない場合もあるそうです。なお、この取組に対応するサードパーティー製用紙のICCプロファイルは、用紙製造・販売会社のウェブサイトなどから入手できるそうです。
もともとIJプリンターメーカーのキヤノンもエプソンも純粋に自社で出力紙を製造していたわけでなく、自社ブランドで販売を行う一部の用紙製造メーカーともOEMで協業関係にあったわけですから、サードパーティー製用紙が正式に認定され使用する製品の選択幅が広がるのは、PROシリーズを使うヘビー写真ユーザーには表現にかかわってくることで、認定はユーザーにとって好ましいことです。 !(^^)!
