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写真の楽しみ方それぞれ。デジタルからフィルムまで、さまざまな話題を提供します。市川泰憲

平成最後のカメラは「キヤノンEOS Kiss X10」 令和最初のカメラは「リコー シータZ1」か

 2019年4月30日の天皇陛下退位の日をもって平成の元号は終え、5月1日からは令和元年となります。そこで改めて確認しますと、平成の年度に発売された最後のカメラは4月25日の「キヤノンEOS Kiss X10」となりました。また令和の元号のもとに最初に発売されるであろうカメラは、5月24日発売が予定されている「リコー シータZ1」であると予測されます

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キヤノンEOS Kiss X10≫ EOS Kiss X10はAPS-Cの2410万画素イメージセンサーの一眼レフで、2017年に発売されたEOS Kiss X9の後継機として発売されました。一眼レフでありながら、ミラーレス一眼機を意識した作りで、ライブビュー時には瞳AFによる撮影も可能。4K動画による約830万画素のフレーム切り出しによるJpegによる4Kフォト、4Kタイムラプラス動画もできる。エントリー機でありながら、デュアルピクセルCMOS AFによる0.3秒の高速連写が可能で、光学ファインダー時5コマ/秒、ライブビュー時3.5コマ/秒、常用最高感度はISO25600相当まで可能。ダブルズームキット112,000円(EF-S18~55mmF4-5.6 IS STM、EF-S55~250mmF4-5.6 IS STM付き)

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リコー シータZ1≫ 新開発のレンズユニットと1型と大型の裏面照射型CMOSを2枚使った360°カメラシータシリーズの最高級機。6720x3360ピクセルの静止画像のほか、4K3840×1920/29.97fps/56Mbps、2K 1920×960/29.97fps/16Mbpsの動画撮影ができる。センサーを大型化したことにより画質が大幅に向上した。電子手ブレ補正機能付き。価格は約113,000円。

 なお、平成元年に発売されたカメラは、サムライZ-L、ニコンTW20、コニカA4ビッグミニ、ペンタックスズーム70X、ニューマミヤ6 のほか、キヤノンEOS-1、キヤノンEOS630、ソニーハンディカムCCD TR-55などでした。