写真にこだわる

写真の楽しみ方それぞれ。デジタルからフィルムまで、さまざまな話題を提供します。市川泰憲

「ペンタックスK-1」を使って

 リコーイメージングから35mm判フルサイズの一眼レフカメラ「ペンタックスK-1」が発売されたのは2016年4月のことでした。これでフルサイズの一眼レフカメラを製造するメーカーはキヤノンニコンソニーに次いで4社目となりました。
 そしてペンタックスK-1は、フルサイズ機であると同時に3,640万の高画素機でもあるのです。この3,640万画素近似の高画素撮像素子を搭載した一眼レフとしては2012年に発売されたニコンD800、D800Eが最初です。この2機種は2014年には改良統合されD810へと引き継がれました。この間一眼レフではありませんが2013年に発売されたミラーレスのソニーα7Rも同等の高画素撮像素子を使っていました。つまり、3,600万クラスフルサイズ機が登場して4年経過したのです。そしてペンタックスK-1が登場。この間、先行高画素機にはさまざまな技術進歩がありました。フルサイズであると同時に高画素機、そんな視点をもって、「ペンタックスK-1」は、先行3社にどこまで迫れたか、その実力を探ってみました。
 今回は、作例写真約30点にもなる大作となりました。詳細は、いつもと同じように京都MJの「ライカに始まりライカに終わる」のコーナーにアップしてあります。そちらをぜひご覧ください。