写真にこだわる

写真の楽しみ方それぞれ。デジタルからフィルムまで、さまざまな話題を提供します。市川泰憲

「ライカM Edition 100」を使ってみました

 2014年は、ライカの生みの親であるオスカー・バルナックがライカカメラの原型である「Ur.ライカ」を1914年に製作してから100年目の年であり、1954年に「ライカM3」が発売されてから60周年にあたる年でもありました。もともと記念モデル好きのライカカメラ社が、これを放っておくわけありません。今回もさまざまな記念モデルが発売されましたが、そのなかで最もスタンダードな組み合わせの「ライカM Edition100」を使う機会に恵まれましたので報告します。

 今回使ったライカ100周年記念モデル「ライカM Edition100」の内訳は、外装をステンレススチール製としたデジタルの「ライカMモノクローム」とフィルムカメラの「ライカM-A」の2台、やはり鏡胴をステンレススチール製としたズミルックスM28mmF1.4ASPH.、ズミルックスM35mmF1.4ASPH.、ズミルックスM50mmF1.4ASPH.の3本のレンズ、トライXフィルム36枚撮り1本、専用リモワ製ケースからなる全世界101台の限定セットです。実際どのような、写りを示すのでしょうか。とくにズミルックスM28mmF1.4ASPH.はこのセットで初めて登場したレンズです。いつものように詳しくは、京都メディアジョイのサーバー「ライカに始まりライカに終わる」第26回にアップいたしましたので、ご覧下さい。