写真にこだわる

写真の楽しみ方それぞれ。デジタルからフィルムまで、さまざまな話題を提供します。市川泰憲

読谷飛行場にスターアライアンス機集結

 職場の女性が飛行機のミニチアをもってきました。何でもファミリーマートで売っている「ダイドーブレンドスターアライアンス」というキャンペーンで、缶コヒーに“プルバックプレーンwith客室乗務員”ということで1缶に1個ついていたのです。これはおもしろいということで、僕もさっそく集めてみました。とはいっても簡単には集まりませんでした。現在、スターアライアンスグループは27社が加盟していて、そのうち12社分が作られているのです。最初に買いに行ったときは、一気に7社分そろいましたが、12社が均等に作られているわけでなく、ANAとルフトハンザがすごく多いのです。逆に苦労したのが、アシアナ航空南アフリカ航空で、かなり少ないという印象でした。それでも、延べ3日、半蔵門・東村山・新宿と約6軒ぐらい周っただけですので、わりと簡単にそろった感じです。

 最後の1機種である、南アフリカ航空新宿御苑前で見つけたときは、思わずレジの女性に「これで12機種そろった」と伝えると、にっこりと笑われました。その1缶をもって、行きつけのお店で披露すると、集めてどうするの?(何も考えていなかった)、いままでそういう趣味あったっけ?(ありません)と矢継ぎ早に質問されました。いいじゃないのわずか1,440円で楽しめるのだからといいわけしまして、制作したのが上の写真です。ミニチュアをよく見てください。垂直尾翼キャビンアテンダントの制服がそれぞれ違います。CAを乗せるとミニチュアが自走するのです。
 12社の内訳は、手前左から、スイスインターナショナルエアラインズニュージーランド航空ANAルフトハンザドイツ航空USエアウェイズ、エア・カナダ、後ろ左から、南アフリカ航空アシアナ航空オーストリア航空中国国際航空タイ国際航空トルコ航空となります。こういう写真をジオラマというわけですが、背景は沖縄・読谷飛行場跡地の実写です。最後に気づいたこと、缶コーヒーは周りの人にあげて、僕は1缶も飲みませんでした。それと、スターアライアンス大手のシンガポール航空ユナイテッド航空が抜けていました。撮影・制作所要時間約30分、ばかばかしいけど楽しいことでした。